高齢者の暇な時間の過ごし方
暇って、なかなか難しい問題。

「何しようかな?暇なのよ」
義母・すーさんの口ぐせです。
デイサービス、病院、買い物など、週4日は外出しています。
それでもほかの日は「暇らしい」。
近所の方と話すこともありますが、
アクティブなご近所さんは毎日のように出かけていて、
そうでないすーさんは家にこもりがち。
どちらがいい悪いではなく、
それぞれの“好きな過ごし方”があるんですよね。
でも正直、
「すーさんの暇つぶしに、わたしの時間を使いたくない」
──そんな気持ち、少しだけわかってもらえるでしょうか(笑)
暇だと“余計なこと”が見えてくる

すーさんの趣味のひとつが庭の手入れ。
それ自体はとても良いのですが、
どうやら時間がありすぎると、他人のことまでよく見えてしまうようです。
ある日、
「隣の雑草がこっちに入ってきそうなのよ」と言われ、見に行ってみると……
こちらの草木の方がお隣に出てました(笑)。
100均に行き、境界にネットを貼ってみたら、
それで安心したようです。
とりあえず“何か対策すれば落ち着くタイプ”なんですね。
暇な時間って、余計なことが目に入りやすい。
悪気はなくても、そこにばかりエネルギーが行くし聞いてても疲れますよね。
親戚から届いたジグソーパズル

そんなある日、遠方に住む親戚が送ってきたのが、
「ジグソーパズル」。
すーさんの反応はお決まりのひとこと。

こんなの、できないわよ〜
ところが始めてみたら、黙々と集中。
あっという間に完成!
最初は1000ピース。
「目が疲れる〜」「大変〜」「1年かかりそう〜」と文句を言いながらも、
最後までやり切る集中力。
部屋に飾ってある姿を見て、ちょっと誇らしげでした。
“もうやらない”と言いながらも7作品!
その後も義理姉が送ってくるたびに、
「もうやらない」と言いつつ、結局取りかかる。これの繰り返しで
気づけば一年で7作品も完成していました。
大変大変と言いながらも、
やりきったときの笑顔はやっぱりうれしそう。
このジグソーパズル、
すーさんにとって健康のバロメーターになっている気がします。
もし、これを本当にやらなくなったら──
大げさだけど、心や体のどこかに変化があるサインなのかもと
“もうやりたくない”次の趣味は?
次は「自分の好きな絵柄を選んでみたら?」と提案すると、
返ってくるのはもちろん「もうやりたくない」のひとこと
自分で選んで、自分のペースで作ることができたら、
きっとまた違う楽しみになると思うんだけどな〜
と思っていたら、自ら写真の整理を始めました。こちらの記事はまた後日に更新しますね。
まとめ|小さな集中が、心の支えになる
年を重ねると、できること・したいことのバランスが変わります。
でも「できた!」という感覚は、いくつになっても嬉しいもの。
ジグソーパズルは、ただの暇つぶしではなく、
かなりの集中力と達成感がありそうでした。
今日も、すーさんの部屋には
完成した作品が色とりどりに並んでいます。

